<きょうと同胞ネット>では、金剛保険株式会社京都支社による連載コーナー「暮らしと保険」をスタートします。
これから毎月、暮らしに役立つ保険の話について、連載してまいります。
今回はその第1回です。
是非、ご一読ください!!
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第1回「『地震、カミナリ、火事』と保険」
今年もたくさんの台風が日本を襲いました。3年前の台風21号を思いだすと身の毛がよだちます。目の前で瓦やシャッターが吹き飛び命の危険すら感じました。自然のパワー怖さを感じましたね。
昔から言われている、怖い物の代表「地震、雷、火事、おやじですが、この「おやじ」はお父さんではなく台風を指しているそうです。台風のシーズンにもう一度自宅の火災保険を点検しましょう!
ところで皆さま、「雨漏り」に対応する保険はない事をご存じでしょうか?「雨漏り」は基本的に経年劣化が原因の為です。
建物は全て経年劣化します。木造でも鉄骨やコンクリート建物でも、長い年月の間に屋上、壁の防水が劣化して雨が染みてくるこれが雨漏りです。
保険は「万が一の事故や災害」に対応する為に設計されています。必ず起こる経年劣化による損害は対象外としております。
ですから劣化によって起きる「雨漏り」に対応する保険は存在しないのです。
ですが、洪水や給排水設備のトラブルによる水濡れ損害を補償する保険は存在します。偶然な事故が原因であるからです。猛烈な台風によって屋根瓦が飛んだり、窓ガラスが割れて大量の雨水が入り込んだ損害は「事故災害」なので保険の対象になりえます。ちなみにこの場合は「風災」として支払います。
経年劣化で「雨漏り」が起きないように屋根、屋上や壁は10年~15年に1回はメンテナンスする事が大切ですね。 それと自然災害に備えて十分な火災保険にも加入しましょう。火災保険も「火事、雷、爆発、風災雹災雪災に対応する基本保障のエコノミータイプと水害、盗難、物体の飛来、給排水設備のトラブルによる水濡れに対応する総合型の保険があります。最近ではぶつかった、落とした等「その他偶然な事故」で支払うワイドな保険も良く加入されています。
この際にもう一度ご自宅の火災保険を確認してみる事をお勧めします。
最近、「住宅の修理サービス」とかで何でも保険が使えるような宣伝をして保険金請求を起こしトラブルになるケースもありますので、くれぐれも保険相談は信用できる人、会社に頼んでみましょう。
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