金剛保険株式会社京都支社による連載コーナー「暮らしと保険」の第4回です。
是非、ご一読ください!!
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第4回「値上がりの時代、それは不安定な時代」
最近テレビニュース等で関心が高い出来事が、物の値上がりが続き家計を圧迫している事ですね。
そんな中 新聞報道で今年10月に火災保険がまた、大幅に値上げされる事についての報道がありました。 全国平均で11%~13%程度の値上げらしいのですが、とても大きな値上がりです。2015年に2~4%、2019年に6~7%、2021年に6~8%値上げがされた事と比べても大幅な値上げになります。度重なる自然災害が続き、保険業界の想定を超えている為です。火災保険は「損害保険料算出機構」という機関が過去の災害や今後の見通しなどを計算して「参考基準料率」を出し、各保険会社がこれを参考に保険料を定める仕組みです。
この想定を超える災害があった、今後もある可能性が高いという事で保険料が値上がりします。過去、火災保険は保険業界で一番安定している保険だったのですが、地球環境の変化の為か、未曽有の大災害が起こり、その支払いは数兆円に達するのです。また今後も自然災害の可能性が高いと見込まれます。それに建築材料の値上げ、輸送費、人件費の高騰が火災保険の支払いに影響するからです。何でも値上がりする時代ですね。それは自然環境、社会経済が不安定な時代だと言う事でしょう。だから自分の事は自分で守りましょう。火事、地震や津波これからも生活を取り巻く危険から家族や企業を守るために保険は欠かせません。そこで今後は保険を掛ける時に見直し、必要でないもの、必要な金額などをよく検討して契約する事をお勧めします。上がる前に契約しなおす、長期契約にする等も良いと思います。特に火災保険はまだこれから先も上がる傾向と思われますので専門家がいれば相談するのが良いと思います。保険料が上がるからと言って、くれぐれも保険を切ってしまう事が無いようにしましょう。
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